2020.09.09
はじめまして。クラフトマンの嫁です。
Tee.は2017年から夫婦二人で活動をしています。
活動当初から、デザイン・製作は夫、SNSやディスプレイなどは妻である私が担当してきました。
あまりオモテに出たくないタイプなので、インスタとかクラウドファンディングとか、全部夫になりすまして書いてきました。笑
でもたまには、いつも間近でジュエリークラフトマンを見ている、側近の目線で何か書いてみようと思い立ちました。
決して仲良し夫婦とかではないので、陰で夫を支えているとかっていうより「側近」って言い方がなんかしっくりきます、へんな夫婦なんだと思います。
▽▽▽
Tee.が「遊べるジュエリーショップ」をコンセプトに店舗をオープンさせてから半年が経ちます。
最近はジュエリーに関する様々なご相談をいただいています。
「高校を卒業し上京する娘に、記念のジュエリーを贈りたい」
「結婚指輪を自分で手作りして、彼に逆プロポーズしたい!」
「大切にしていたけれど壊れてしまったジュエリー、形を変えてまた使いたい」
開店当初、上田のこんなところにお店作っちゃって大丈夫?とたくさん心配もいただきました。
ジュエリーなんて生活に一番必要無い物じゃん。贅沢品。お客さん来るのかな?
当然それを一番心配していたのは私たち自身。というか私。
(夫は自己暗示ポジティブタイプ、絶対うまくいくっしょ!と自分に言い聞かせていた)
でもこうやって、お店を開けて数か月経った今、少ないながらも確実に、Tee.を必要としてくださっているお客様の存在を感じています。
もちろん、大手ジュエリーショップには敵わないなぁと思うところは多々あります。
設備だって全然違うし、モデルを使ったかっこいいカタログを無料配布するなんてとんでもない。
だけど、町の小さなジュエリーショップとして最大限出来ることをしたいと思う気持ちが日に日に強くなっていっている気がする。
ジュエリーについて考えること自体なかなか無いとは思うんだけど、その少ない機会の中で「そういや上田にはTee.があったなぁ、ちょっと相談してみようかな」なんて、思い出して頂けたらこれほど嬉しいことはないのです。
地方の小さなお店、いかに長く続けていくか、まだまだ始まったばかりで先のことは分かりません。
でもこれからのことはいつも不安であり、楽しみ。
嫁のひとりごとはまた気まぐれに更新します!